なんとなく、冬うつ病のような症状を感じていても、病院に行くのは勇気がいりますよね。
うつ病を経験してない人は特に、かなり重症にならないと、病院には行きにくいと思います。
冬うつ病かな?と思ったら、まずはセルフチェックしてみることです。
いくつも症状が当てはまっているのなら、早い目に対策をしなければいけません。
ここでは、冬うつ病のチェックと対策について、お話しします。
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もしかして冬うつ病?症状をチェックしてみよう!
まずは、冬うつ病の症状チェックからしてみましょう。
次の中で、当てはまるものが多いほど、冬うつ病の恐れがあります。
- ・朝起きられない、起きにくい
- ・睡眠時間が増えた
- ・一日中眠い
- ・食欲が旺盛になった
- ・炭水化物や甘いものばかり食べてしまう
- ・体重が増えた
- ・何事も否定的に捉えてしまう
- ・無関心、無気力になる
- ・イライラしたり怒りやすくなった
- ・なかなか集中できない
- ・疲れやすい
- ・人と会うのが億劫になる
どうでしたか?
朝起きられなくなることが、うつ症状の始まりです。
朝と夜が逆転して、起床時間がずれていくので、日常生活にも支障が出てくるのです。
また、冬うつ病とうつ病の決定的な違いは、眠気と食欲です。
冬うつ病は、とにかく眠く、とにかく食欲旺盛です。
うつ病のような症状に加えて、眠気や食欲が強い場合は、冬うつ病の症状だと疑ってみてもいいかもしれません。
冬うつ病になるかも?NG習慣をチェック!
今は冬うつ病になっていないとしても、冬うつ病になりやすい生活習慣を送っていると、発症率は上がります。
冬うつ防止のためにも、一度チェックしてみませんか?
次のような習慣が冬うつ発症の引き金になります。
- ・カーテンを閉め切っている
- ・寝る前にスマートフォンを見る
- ・睡眠時間が不規則
- ・朝食を食べない
- ・あまり運動をしない
- ・外出が嫌い
- ・食生活が乱れている
太陽の光をあまり浴びないような生活や不規則な生活、食生活が乱れた生活が続くと、セロトニン分泌も低下しやすく、冬うつ病になりやすくなるのです。
生活習慣をもう一度チェックして、問題点があれば早い目に改善しましょう。
普段から太陽の光を浴びよう!
冬うつ病の予防には、何よりもまず太陽の光を浴びることです。
紫外線対策も大事ですが、朝は特に、太陽の光を浴びるようにしましょう。
朝に太陽の光を浴びる時間は、30分以上が理想的です。
室内からでもいいので、朝はカーテンを開けて太陽の光を浴びれば、眠気も吹き飛びスッキリ目覚められます。
目から入る光でセロトニンアップ!
冬うつの原因は、セロトニンが低下することです。
太陽の光を浴びるのは、セロトニン分泌を増やすためです。
セロトニンは、目から入った太陽光によって分泌されやすくなります。
セロトニンが分泌されると、気分も明るくなりやる気も出てきます。
朝は眠気のせいで、やる気もダウンしてしまいますが、太陽光を見ることでセロトニンを増やせば、気分もシャキッとしてくるはずです。
時間に関係なく室内に光を取り込もう!
冬うつ病を防止するためには、時間に関係なく、室内に光を取り込むことです。
夏の日中は、カーテンを開けていると窓から熱が入って、室内温度が上がってしまいます。
しかし、秋冬はカーテンを開けていても室内が暑くなることはありませんね。
できれば秋冬は、朝も昼もカーテンを開けておくことです。
普段から太陽の光を浴びていると、冬うつ病を予防できます。
運動を習慣化しよう!
運動を習慣化すると、気分の落ち込みを軽減できます。
少し汗をかくくらいのウォーキングやジョギングをすると、感情をコントロールする為のドーパミンという神経伝達物質物質が分泌されます。
それにより、冬うつ病の症状にあるイライラや気分の落ち込みが起こっても、軽減して予防に向けて行けます。
ToDoリストで落ち込みを防ごう!
これは、冬うつ病の症状がまだ軽い時に効果的な対策です。
うつ特有の「やる気が出ない」という初期症状は、ToDoリストを使うことである程度軽減できます。
やるべきことが頭の中で混乱し、山積みになるだけで、やる気はどんどん失せていくものです。
それをToDoリストで整理していくと混乱を防げます。
優先順位をつけて、ゆっくりでもいいので達成できたことにチェックをしていくだけで、達成感が得られて気分の落ち込みを防げます。
うつ症状が出ると、集中力も思考力も低下していきますが、ToDoリストを作成すれば、やるべきことが明快になり、マイペースにこなしていけるので、気分的な負担も減ります。
いかがでしたか?
冬うつ病は一度発症すると、毎年繰り返すことになります。
毎年冬になると、気分のコントロールに追われてしまうような生活は、できれば送りたくありませんよね?
そのためには、早めに症状のチェックをして、早めに対策をしていくことです。
自分は大丈夫だと過信せずに、一度発症症状や生活習慣のチェックをしてみてくださいね。
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